うつ病で障害基礎年金2級に決定し 年間78万円受給出来たケース 30代男性 豊川市の事例

ご相談状況

 幼い時から人見知りが強く、人間関係に苦労していました。高校3年生の夏休み明けから、発熱や頭痛等が現れ、登校が難しくなり担任から精神科の受診を勧められました。高校を卒業するまでは月に2階程度通院し、睡眠の改善から取り組みました。高校卒業後は静岡の大学へ行き、一人暮らしをしていました。この頃は月に1回程度の通院でした。当初は、一人暮らしは上手く出来ていたのですが、徐々に出来ない事が増えてきて、うつ症状が出現するようになりました。大学へ行く事が出来なくなり、部屋に閉じ籠りぼーっとして過ごしていました。結局、大学は行けなくなり平成20年の夏頃に退学することになりました。その後は、実家に戻り療養することにしました。

 1年近く療養した後に、アルバイトを2年間続けましたが、最後は体調が悪化して行けなくなり、解雇となりました。その後は、引き籠りの生活が続き、外出することは極端に減りました。この頃から、睡眠導入剤の他に、精神安定剤が増えました。

 職に就かないといけないと思い、看護学校に行きました。馴染めるか心配でしたが、何とか症状を抑えつつ、睡眠リズムを保ち約10カ月ほど行きました。卒業間近にグループホームに内定を貰いましたが、ある日急に内定が取り消されてしまい、卒業しても無職となり、この頃からまた、うつ状態が酷くなり、しばらく自宅に籠り療養することになりました。

 無気力な日々が続いていましたが、病院の先生から就労支援サービスを勧められ、試しに行く事になりました。徐々にではありますが、やる気も出てきてうつ症状を少し良くなり、障害者雇用ではありますが、市役所のワークステーションに行く事が出来ました。6時間勤務で、最初の半年は覚える事も多く、ほとんど休む事もなく行けていました。しかし、徐々に気分が落ち込むなどのうつ症状が現れるようになりました。周りの視線や音、ニオイに敏感になり、休む事も増えてきました。その後、病休を取り2ヵ月間休職し、次は3ヵ月間病休を取りました。うつ症状が改善することはなく、復職する事は難しいと判断し、退職することにしました。現在は、ほぼ自室に籠って生活しており、外出することは殆どなく、日常生活については母親が行ってくれています。
 
 
 

社労士による見解

 高校時代から症状が出始め、良くなったり悪くなったりを繰り返しており、アルバイトをしても体調の悪化により長続きすることが出来ない状態でした。相談に見えられた時も、休職中で退職することがほぼ決まっていました。日常生活においても、母親のサポートが必要な状態で、一人で生活する事は困難と判断しました。
 以上の事から、障害認定基準に照らし障害基礎年金2級には該当すると判断しました。

結果

 障害基礎年金2級に決定しました。

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