球脊髄性筋萎縮症で障害厚生年金3級に決定し、年間63万円受給出来たケース 30代男性 岡崎市の事例

ご相談状況

 HPから問い合わせいただき、面談することになりました。
平成23年4月の会社の健康診断で、肝機能の数値が高値であることを指摘されました。約2年程度定期的に検査を受けましたが、原因不明。筋電図や筋生検等も受けましたが原因は分かりませんでした。仕事上での動作では、電柱に昇る(屈伸運動)、電線を切る(握力)、電線を引っ張る(腕力、背筋)など、やり辛い動作が増えてきました。縄跳び(ジャンプ)が出来なくなりました。バイクが起こせなくなりました。
 その後も、筋力低下が進み、現場作業から事務へ配置替えとなりました。立っている時や歩行中に膝折れで倒れてしまう事があります。少しの段差で転んだり、階段は手摺がないと上れないため、荷物も運べません。長時間立っている事も困難ですし、地面や椅子から立ち上がる時は手を付かないと立てません。車の運転においては、停車時にブレーキの踏み込みが弱くなっていて進んでしまう事があります。50m歩くと疲れてしまい、100mだと休憩が必要になります。通院は半年に1回、リハビリには月2回行っています。
 平成26年4月末から入院し遺伝子検査を受け球脊髄性筋萎縮症と判明しました。治験なども受けましたが、良くなることはなく、症状は少しずつ進行している状態です。退院後は半年に1回定期的に受診し、経過観察をしています。

社労士による見解

 就労等に支障が出てきており、以前の仕事は出来なくなりつつある状態でした。
 障害認定基準から3級相当に該当すると、現状だと3級に相当すると判断しました。

結果

 障害厚生年金3級に決定しました。

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