躁うつ病で障害共済年金2級に決定し、年間168万円受給出来たケース 50代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

 仕事内容が大幅に変わり、仕事内容に対する不安やプレッシャー、自分の存在意義に対する疑問を感じていました。仕事量も増す傾向にあり、うつ症状が出る様になりました。顔や体がこわばり、気分がすぐれない日が多くなりました。人と話すのも億劫になり、仕事も集中力、判断力の低下を自覚し、不眠や易疲労感が増してきたため、受診することにしました。
 うつ病と診断され服薬治療を開始しました。当初は比較的安定していましたが、平成14年10月下旬頃から悪化傾向となり、平成15年3月26日から8月10日まで休職となりました。職場復帰しましたが、11月上旬から抑うつ症状や易疲労感が出現し、平成15年11月19日から平成16年3月10日まで自宅療養のため休職となりました。その後職場で配置転換があり、症状が落ち着くと思われましたが、平成16年7月5日から休みがちとなり、8月中旬から職場に行けなくなり自宅療養となりました。少しづつ症状が落ち着いてきたことから受診を止めることにしました。平成18年頃に仕事でミスをしてしまい、そのせいで精神的にショックを受け、病気が再発してしまいました。友人の勧めで受診することにしました。毎日、心が不安になっていました。薬の影響なのか、躁の症状も出る様になり、落ち着きがありませんでした。この期間には、一度休職しています。日常生活は病気になる前の状態を保っていました。仕事をしながら毎週通院していましたが、仕事も日常生活も支障なく送れるようになりました。平成23年3月にはファイナンシャルプランナー3級試験に合格しています。仕事もしっかり出来ており、心の不安感もなく、寛解状態にあり通院はしていません。会社を休むこともなく、出社出来ていました。職場での人間関係についても問題ありませんでした。日常生活面においてもほぼ一人で生活する事は出来ていました。平成24年2月にファイナンシャルプランナー2級の資格試験にも挑戦し、合格する事も出来ていました。この頃も病気は寛解しており、仕事も休まず行けていましたし、日常生活についても食事や身の回りの事すべて支障なく出来ていました。また、昇進試験を受け、平成29年4月に昇進(課長代理)もしました。自分の下には部下4人がおり、職務を全うしていました。平成24年から6年以上の間、寛解状態にあり、通院や服薬などしておらず、就労や日常生活についても普通に送れていました。
 平成30年4月頃から、上司や部下からの突き上げにより、次第にうつ症状が出始め、同年7月に受診し躁うつ病と診断されました。平成30年7月から令和3年11月と令和4年9月に休職しました。一日中部屋に籠っていることが多くなって、外出もほとんどしなくなりました。入浴や着替えも面倒になり、入らない日が多かったです。仕事の事を思い出すと、不安に襲われ、顔の表情もこわばり、何も出来ないしたくない状態でした。薬を飲んでも眠れない時があるため、常に横になっていました。
 令和5年4月6日から現在も休職中です。頭に霞がかかったようであり、意識が朦朧としている状態です。お風呂には1ヵ月に1回しか入れず、下着の交換は月に2回程度です。歯磨きも1週間に1回程度となっています。起きていても、寝ていてもこれまでの人生で上手く出来なかった事や、嫌だった事が頭をよぎってしまい、気持ちが不安定になっています。食事もまともに摂れていません。人と会う事も苦痛なため、自宅に引きこもりがちになっています。表情も乏しく、何もやる気が起こらず、ただ無為に一日を過ごしています。

社労士による見解

 6年以上の間、寛解状態にあり、通院や服薬などしておらず、就労や日常生活についても普通に送れていることからや、FP3級と2級を取得し、昇進もしていることから、社会的治癒に該当していると判断し申請することとしました。

結果

障害共済年金2級に決定しました。

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