統合失調症で障害基礎年金2級に決定し、年間100万円受給出来たケース 30代女性 豊橋市の事例

ご相談状況

 ホームページを見てご連絡を頂きました。 

 平成14年8月頃に、「家の中にカメラが取り付けられている」「悪口を言われている、行動を監視されている」「空から爆弾を落とされて殺されるかもしれない」などと言い始め、毎日不安訴えて勉強も出来なくなりました。2学期に入っても、学校から帰るとカーテンを閉め、表情も暗く怯えている状態が続いたため、心配した両親が知り合いの医師の病院へ受診することになりました。

 月に2回程度通院し、薬物療法やカウンセリングを受けました。妄想や幻聴などは治まりましたが、陰性症状が出現しうつ状態となりました。周囲のサポートのおかげで、高校を無事に卒業し、大学へ進学しました。
 
 大学を卒業し、地元で就職することになり、近医に転院することにしました。多少の被害妄想などは感じていました。就労については長続きせず、1年足らずで退職となり、その後の就労についても短期間での退職を繰り返していました。

 平成24年秋頃に、自己判断で服薬を中止したことにより、病気が再発しました。友人がネットに自分の悪口を書いていると思い込み、夜中に友人に繰り返しメールを送ったりしていました。また、不眠にもなり、日中も職場で一人でぶつぶつ言ったり、泣いたりしていた。その後に、抑うつ状態になりましたが、結婚し一女を出産しました。妊娠中に薬を減らしたことにより、産後は幻聴に悩まされていました。

 産後からは、近所の住民から悪口を言われている気がするようになりました。被害妄想や幻聴は現在も続いています。一度夫から障害年金の申請を勧められた事がありましたが、作業所へ行けていた事もあり申請はしませんでした。しかし、作業所の他の利用者さんへの被害妄想が出現するようになり、令和3年8月で退職となりました。日常生活においては、夫に支えてもらわないと食事の準備や掃除など出来ないような状態となっています。就労については、被害妄想などがあり他人との関りが難しいため出来ません。
 

社労士による見解

 以前にご相談に見えられた時に比べると、明らかに症状が悪化していると感じました。統合失調庄の症状が出ており、就労も難しくなり日常生活についても夫に支えてもらわないと出来ない状態でした。障害年金受給の可能性はあると判断出来ましたので、すぐに申請準備することにしました。

結果

 障害基礎年金2級に決定しました。
 次回の更新は5年後となりました。

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