双極性感情障害/広汎性発達障害で障害基礎年金2級に決定し、年間81万円受給出来たケース 20代女性 豊橋市の事例

ご相談状況

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 大学生の頃から躁鬱の症状はありました。躁状態の時は、友達と朝まで喋っていたり、うつ状態の時は、前日まで普通に出来ていた事が突然何も出来なくなっていました。自衛隊に入隊して2年経った頃に、二週間近い連続勤務などのストレスから、自傷行為をするようになりました。アイロンを腕に当てて火傷をしたり、ベルトを首に掛けて締めたりしていました。集中力もなくなり、ケガやミスを連発していました。自衛隊を辞め、その後心療内科を受診しました。

 クリニックを受診し、双極性感情障害と診断され服薬治療を開始しました。実家に戻り、生活していましたが、日常生活もままならなかったです。お風呂に入るのも難しく、食事もまともに食べられず、体重は39キロまで落ちました。うつ症状が重い時は外出できず、自衛隊時代の辛い出来事がフラッシュバックしては泣いていました。眠る事が難しい時は、日付が変わる前にベッドに入っても午前3時を回っても眠れませんでした。躁状態の時は、計画なく散財してしまい、貯金があっという間減っていきました。定期的に受診し症状は少しづつ落ち着いてきた事と、担当医と意思疎通が上手く出来なくなったことで、通院することを止めてしまいました。

 受診を辞めた後は、牧場に就職することにしました。休みが少なく、勤務状況が不安定で残業も日によっては4時間を超える場合がありました。日中勤務の日は、午前3時までに出勤し、夕方勤務の日は21時半に退勤のため、生活のリズムと睡眠週間が崩れてしまい、気分のふさぎ込みや体調不良などになりました。入社後2年経った頃からメンタルも不調を感じるようになり、退職しクリニックを受診することにしました。

 双極性感情障害と診断され、服薬治療を受けていました。気分の落ち込みや無気力感、希死念慮は悪化し、処方薬とアルコールを大量摂取し自殺を図り、自ら救急車を呼んで、病院に救急搬送されました。点滴などの処置を受け、一晩入院となりました。退院後も希死念慮が強かった為、通院中のクリニックでは対応できない深刻度だったため、別の病院に転院することになりました。

 まだ入院治療が必要と言うことで、約1ヵ月間入院となりました。この頃に、双極性感情障害のほかに、広汎性発達障害もあると判明しました。投薬治療を続けていますが、無気力感や希死念慮が強く、日によっては過去の辛い記憶を思い出しては長い時間泣き続けています。外出は苦痛で、1週間以上外出出来ない事もあります。突発的な行動に出ることもあり、無計画に貯金を使ってしまう事もあります。天気の悪い日は特に希死念慮が強く、1日中ベッドで横になって過ごしながら、どうしたら死ねるのかを考える事もあります。

社労士による見解

 うつ状態が酷く、日常生活については、家族に支えられており、希死念慮も強くなっていました。就労も難しく、B型の就労支援施設に週2日通う事が限界であることから、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。

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