うつ病で障害厚生年金3級に決定し、年間58万円受給出来たケース 50代女性 豊橋市の事例

ご相談状況

 平成26年10月に母親が自殺をし、第一発見者という事で警察から何度も何度も同じことをたくさんの人に聞かれる事情聴取を受けました。母親を発見した時に、現場をいじってしまったため、他殺か自殺か分からないなり、第一発見者として犯人かもと疑われ、この時の恐怖と母親の自殺がトラウマとなっています。毎年秋頃になると、心の平静が保てなくなり、些細な事で涙が出て、死んでしまいたいと思うようになりました。テレビの音もうるさく感じ、一日中ベッドの中で壁を見ていました。トイレだけの為に起き、食事も子供が用意してくれた物をベッドの中で食べていて、入浴もなかなか出来ませんでした。静岡に住んでいる姉(精神科で師長をしている)に、病院に行くように勧められ、同じマンションに精神科の先生がいたため、その病院を受診することにしました。
 うつ病と診断されて、抗うつ薬を処方されて少しずつ良くなり、介護の仕事をするようになりました。しかし、職員や患者さんとコミュニケーションを取る事が苦痛になり、意欲や気力が低下しだし、徐々に出勤出来なくなりました。減薬されていた薬も、以前よりも多く処方されるようになりました。令和1年7月から休職となり、3ヶ月以上の休職が認められず9月末で退職となりました。その後、3回就労に挑戦しましたが、どこも1日か半日しか働けず、続ける事は出来ませんでした。令和2年7月から月に2,3回夜勤で夜間の見守りと朝食を作るという仕事を始めましたが、行けない日が多くなり、会社から困るという事で11月末で退職となりました。現在もうつ状態が続いており、意欲や気力の低下があり、一人で出歩いたりすることは出来ません。
 

社労士による見解

 月2回の夜勤の就労についても限界を感じており、退職することになるということでした。日常生活も抑うつ状態が続き、食事を作るのかやっとという事でした。外出する事もなかなか出来ず、家に閉じこもりがちでした。初診日が厚生年金加入中でしたので、現在の症状なら障害年金3級以上には該当すると判断しました。

結果

 障害厚生年金3級に決定しました。

 

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