自閉症スペクトラム障害で障害厚生年金2級に決定し、年間144万円受給出来たケース 20代女性 蒲郡市の事例

ご相談内容

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 大学生の頃から、希死念慮、抑うつ、対人関係の不安等が出現しました。就職後も会議中の居眠りや物忘れが目立ち、上司に受診を勧められ受診することにしました。適応障害と診断され、服薬治療を開始しました。その後退職することを決めたため受診は一度きりでした。

3年ほど受診せずに生活していましたが、短期記憶、エピソード記憶のなさを家族、友人から指摘され、日常生活の中での困りごとや自覚があったため受診することにしました。認知症、ADHDの検査を受けましたが、どちらも診断には至らなかったです。CAARSでは「不注意/記憶の問題」がボーダーライン間近という結果でした。仕事内容や人間関係ともに理想的な職場だが、心身ともに疲弊してきていると感じ始めていました。否定される事や期待に応えられないことへの不安や恐れから、人間関係がうまく築けず、職場でも常に過緊張の状態にありました。他人に興味が持てず、空気を読むことも難しいため、コミュニケーションがうまく取れなかったです。出来事や会話の内容を覚えておらず、その自覚もあるため、会話が噛み合わない事を常に恐れていました。

 学生時代から続く、抑うつ・希死念慮に加え、職場での対人関係の不安、過緊張が強まり、心身の限界を感じたため退職を決めました。理想的な職場だったため、職場を変えてもまた同様の問題が起こると考え、精神科を受診しうつ病と診断されました。退職後は、実家で母と弟と3人で生活しています。2人も病気の為、家族全員が家で過ごしています。他に人がいる環境で過ごすことに苦痛を感じており、一人暮らしも経済的に厳しいため、行き詰まり感があります。毎日入浴する気力はなく、3日に1回ほど2時間以上かけて髪と体を洗っています。日常生活についても支障をきたしていることが多くあり、抑うつ・希死念慮により趣味や娯楽などの活動もほとんど出来ません。就労については全く考えられない状態です。

社労士による見解

自閉症スペクトラム障害による、こだわりが強く日常生活に支障をきたしており、更にうつ症状も現れている感じでした。現在は、就労も出来ない状態となっており、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

障害厚生年金2級に決定しました。

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