双極性障害で障害厚生年金2級に決定し、年間137万円受給出来たケース 50代女性 豊橋市の事例

ご相談内容

 ホームページをご覧になり、ご主人様からお問い合わせ頂きました。

 パート先での人間関係や職場環境から気分が落ち込むようになりました。なかなか眠れなくなり、受診することにしました。

 双極性障害と診断され、服薬治療を開始しました。パートには行けなくなり、家に引き籠っての生活となりました。炊事、掃除、洗濯などの家事は出来なくなり、1日中ベッドに伏せて過ごしていました。入浴も夫に言われて入る程度で、3,4日入らない時もありました。買い物などの外出も出来なくなり、着替えることもなくなりました。電気も付けずに暗闇の中で生活しており、死にたいと自殺未遂も何回も起こし、家族が保護することが何回もありました。躁状態になると、友人に1日に50件以上もメールを送り、友人関係に溝が出来ていました。韓流アイドルを追いかけ、会社のお金や子供の財布からお金を盗る事もありました。家族の言う事も聞かず、他人の行動や言動が異常に気になり、攻撃的になっていました。令和6年9月頃からうつ状態になり、1日中ベッドでの生活となりました。夜間に睡眠薬を服用しても眠れなくなり、大量服薬が始まり、担当医から入院を勧められ別の病院で医療保護入院となった。

 医療保護入院となり服薬治療を受けています。気力や意欲の低下は依然として続いており、家事なども出来ない状態です。年末に1日だけ自宅に外泊しましたが、ベッドの横になっているだけで、家族と会話する事もほとんどありませんでした。道を歩いてても車道にふらふら出て行ってしまうと事もあります。車の運転も危険なため、車は処分しました。入院先では、看護師さんたちの支えがあり治療を続けられていますが、退院して一人で生活する事は難しいと感じています。就労については、夫か経営している会社から給与が出ていますが、実際は就労出来ていません。退院の目処は立っておらず、まだ入院治療が続くと思われます。

社労士による見解

 ご本人様は入院されている為、お会い出来ませんでしたが、ご主人様からの話では、病状が段々悪化してきており、家族も疲弊してしまうほどでした。日常生活はまともに出来ない為、一人暮らしなどは出来ない状態であり、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

 障害厚生年金2級に決定しました。
 当初取得した診断書が実際の症状よりも軽く記載されていたため、医師等と面談をして書き直して貰いました。精神疾患の場合は、症状が軽くなったり悪化したりを繰り返す事が多い為、軽くなった時の症状が安定していると書かれてしまう事がある為、注意する必要があります。

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