広汎性発達障害で障害基礎年金2級に決定し、年間81万円受給出来たケース 20代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

 お母様からご連絡いただき、相談に来られました。 
 小学校に入学し、普通学級に在籍していましたが、登校渋りがひどく、ほぼ不登校でした。親子一緒に登校したり、特別支援学級ですごしたりもしていましたが、不適応をおこしていました。小学校の低学年までは、多動がありました。服薬治療をしていた時期もありましたが、本人が薬を飲まなくなってしまいました。

 小学校高学年から中学校3年間は完全に不登校でした。中学校では特別支援学級に在籍し、週に1,2回フリースクールで過ごしていました。生活のリズムも整っていませんでした。ほぼ毎日、家の中でゲームやパソコンなどをして過ごしていました。

 小学生の頃から通っていたフリースクール内の通信高校に入学するも、登校渋りがひどく、親が学校まで送迎していました。自らすすんで学習することはなく、日中はほぼ家の中でゲーム、パソコンなどをして過ごしていました。高校卒業後も生活リズムは変わらず、引き籠りの生活をしています。入浴も気が向いたときにしか入らず、食事なども不規則になっています。些細なことでおこったり、怒鳴ったりすることを繰り返しています。日常生活すべてにおいて、母親の支えが必要な状態です。

社労士による見解

就労も難しく、日常生活においても母親の支えがなければ難しいという事で、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。

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