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自閉症スペクトラム障害で障害基礎年金１級に決定し、年間９７万円受給出来たケース　３０代男性　豊橋市の事例

ご相談状況

　ＨＰをご覧になりお問い合わせいただき、ご両親と面談することになりました。
   ３０代の息子さんですが、平成２５年から「隣の犬が煩い、隣人がわざと吠えさせている」と訴えるようになり、壁や物に当たる事が多くなっていました。その後、暴れて、破壊行為が見られたため、警察が介入し措置入院することになりました。退院後は服薬治療を継続しましたが、通院を中断してしまいました。退院後は、アパートで単身生活をすることにしましたが、隣人の生活音が気になり、気持ちがザワザワしてしまい、転居を繰り返しています。他人とのコミュニケーションが上手く出来ない為、就労にも挑戦できません。現在は、アパートに引き籠っている状態で、食事は母親が作って持って行ったり、祖父が週に数回訪問し食事を一緒にしています。
　他人の意見を素直に受け入れられず、逆に感情的に興奮してしまう所があります。

社労士による見解

　数カ月前の障害者手帳申請用の診断書の内容やアパートで独り暮らしをしていますが、祖父や両親が常に支えて何とか生活出来ている状態からすると、障害年金２級以上には該当すると判断しました。
　認定日当時は、受診しておらず事後重症請求となりました。
　

結果

　障害基礎年金１級に決定しました。

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