躁うつ病で障害厚生年金2級に決定し、年間126万円受給出来たケース 40代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

 高校の卒業式で過緊張により、突然体が震え、それ以降他人の視線が非常に気になるようになりました。大学生になってからは対人恐怖の症状が酷くなり、学業にも支障をきたすようになり平成8年10月に退学となりました。その後別の大学に入りましたが、こちらも続けられずに退学することになりました。退学後は、アルバイトや派遣社員として働いていました。

 クリニックを受診したところ、主治医から社会恐怖症との説明を受け、当初は薬物療法(パキシル)を受けていました。初診の頃の心理検査で自殺願望があることが分かり、処方される薬が変更になったことがありました。カウンセリングや認知療法なども受けましたが、自分にはあまり効果が見られなかった為、中止となり以後は医師の診察と投薬(ルボックス、レキソタン)による治療が続きました。安定剤を飲み始めた当初は不安感が軽減されましたが、耐性がつくと薬を増量しなければならなくなり、副作用で体がだるくなり、業務中に居眠りをしてしまうなど、日中も眠気がひどく、通勤中に交通事故を起こしたこともありました。事故の事もあり、上司や同僚との関係も悪くなり退職となりました。通院は続けていましたが、症状は改善せず、新しい仕事に就いても長続き出来ず、転職を繰り返していました。

 平成26年冬頃から、抑うつ状態がひどく、うつ状態でいる期間が長くなるようになり、仕事でもミスが増え、やる気も失い、短期間で離転職を繰り返す状態が続きました。入浴も出来なくなり、眠れない日も多くなっていました。平成30年に障害者雇用での就労も考え、障害者手帳を取得しました。令和3年12月頃からうつ状態がさらに悪化し、自殺願望を持つようになり、過剰服薬による自殺未遂を起こしました。令和6年1月から休職し、2月末で退職となりました。現在は、気分が落ち込んでおり、何もやる気が起きません。薬を飲んでも眠れない事が多いです。食事も食べたり食べなかったりと、不規則になっており、洗顔や入浴も出来ない事が多いです。疲れやすいため、外出することはほとんどありません。ほぼ引きこもりとなっており、希死念慮もあるため、家族に見守られ支えられて生活しています。

社労士による見解

 うつ症状が悪化し、会社も退職してすぐに相談に来られました。気力もなく何もしたくない精神状態でした。精神保健福祉手帳は3級でしたが、現在の病状なら2級相当に該当すると判断しました。

結果

障害厚生年金2級に決定しました。

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