双極性感情障害で障害厚生年金3級に決定し、年間58万円受給出来たケース 50代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

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 趣味で音楽活動を行っていたが、平成21年の演奏会後、達成感はあったが漠然とした憂うつ感、虚無感、希死念慮等が生じました。以降、周期的に気分の高揚や喪失感を繰り返し、妻に相談するが気持ちが落ち着く事はありませんでした。仕事に没頭するが、常に仕事の事で頭が一杯になり、2,3日は不眠状態でも仕事をする様になっていました。自分が納得する仕事が出来ないと精神的に不安となり、平成24年秋頃から中途覚醒と希死念慮が激しくなりました。抗うつ薬、睡眠導入剤により治療を開始しましたが、不安感、焦燥感は変化なく、酷くなっていました。7月27日の深夜に、マンションの8階から飛び降り自殺を試みるが、妻により強く静止されました。
 
 3日間は拘束病室で措置入院となり、4日目から一般病棟に移り薬物療法とカウンセリングを受ける事になりました。少しづつ回復傾向に向かっていましたが、妻から「治る見込みがない」との事で離婚することになりました。平成25年8月30日に退院し、通院しよる治療となりました。平成25年9月2日から職場復帰するも、漠然とした焦燥感、孤独感、身体的精神的疲労感が強い日々が続き、月に2日程度休職する事が続きました。食事も摂れなくなり、体重も60kgから50kg程度まで減少しました。精神的にも日々追い詰められ、希死念慮、不安感、外出すると恐怖感など精神的不安が続きました。
 
  以前にも増して、躁状態とうつ状態を繰り返すようになり、また、希死念慮も強くなり、病院から1ヶ月の休養をするようにと診断されました。その後、病気を理由に解雇となりました。なるべく人に会わないように生活しており、外出はほとんどしません。食事は食べたり食べなかったりで、偏った食生活となっています。入浴や洗顔などは毎日出来ず、金銭管理については、躁状態になると無駄に使ってしまう事があります。

社労士による見解

 自営で仕事はある程度出来ていましたが、症状が悪化すると日常生活もままならない状態となってしまうということでした。面談時は落ち着いていましたが、過去6ヶ月と今後6ヶ月の状態で判断すると診断書によっては障害年金受給の可能性があるかもしれないという事で、診断書を取得し申請が可能であるか判断することにしました。

結果

 障害厚生年金3級に決定しました。
 申請から決定までが2ヶ月かからずに決定しました。

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