統合失調症で障害基礎年金2級に決定し、年間81万円受給出来たケース 50代女性 豊橋市の事例

ご相談内容

 ホームページをご覧になり、息子さんからお問い合わせ頂きました。 

 第2子を出産した時に精神的に不安定な状態になりました。その後、話にまとまりがなく、会話がまともに出来ない様になりました。家事などが出来なくなり、言動もおかしくなったため受診しました。投薬を受けるも症状は改善しませんでした。翌日、車に二歳の息子を乗せ出掛けてしまい、ガス欠を起こしてパニックになっているところを、通りがかりのご夫婦が警察を呼び保護してもらいました。その翌日に、夫に付き添われて病院を受診しました。2週間に1回の受診で服薬治療を受けていました。日常生活については、両親のサポートを得ながら、何とか育児をこなしていました。

 ここ数年間は症状も比較的落ち着いて過ごしていましたが、親戚に金銭トラブルが発生し、貯めていた貯金も無くなってしまった事による将来への不安感が大きくなってしまい、体調を崩し療養生活となりました。家族としゃべることが出来ず、ひたすらお祈りしたり、意味不明な言葉を発していました。外出が怖くなり出掛ける事が出来なくなりました。入浴も3週間ぐらい入れなくなり、その後も1週間に1回ぐらいしか入れませんでした。日常生活も家族のサポートなしには生活することが出来ず、食事の時以外は寝て過ごしていました。薬も自分からは飲もうとしなかったので、家族が協力して飲ませていました。

社労士による見解

 意味不明な言動や行動を繰り返しており、家族の協力がないと生活できない状態となっていることから、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。

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