双極性感情障害で障害基礎年金2級に決定し、年間113万円受給出来たケース 40代女性 豊橋市の事例

ご相談内容

 高校生の時に、自分はうまく人としゃべれないという考えが頭から離れず、目の前の人と喋っていても、その不安がとれなかったです。保健室へ行ったり、相談してもらったりしましたが、だんだん不安が強くなり、ある日ベッドから起き上がれず、食事が摂れなくなりました。母に勧められて、クリニックを受診することにしました。

 数年後に結婚し、結婚後も症状に苦しむが、気分の上がり下がりが辛い事を強く訴え、双極性障害の治療を開始しました。デパス、パキシル、リーマスを服用していました。

 気分の上がり下がりがありながらも近所の喫茶店でアルバイトを3年勤める事は出来ました。その後妊娠し、妊娠期間中は薬が飲めない為、うつ症状が悪化しました。精神状態悪化により、通院していた産婦人科から別の病院の産婦人科に転院し長女を出産しました。産後、1歳半で保育園に預けて、家業の手伝いを始めました。親との折り合いが良くないため、精神的に不安定でした。夫婦仲も良くなく、家出をし次の日に警察に保護され、そのまま病院に入院となりました。
  
 入院中はなかなか合う薬が見つからず、担当医からはまだ入院して欲しいと言われましたが、子供の世話等を考え、先生の指示よりも早く退院しました。退院後は1ヵ月に1回、1週間うつ状態となり、その後躁状態になることを繰り返していました。子供の面倒もまともに見れない為、夫や義父母に育児や日是王生活面を助けてもらっていました。主治医が転院したため、転院先のクリニックへついて行きました。

 令和6年1月から3月まで休職し傷病手当金を受給しました。その後、復職しましたが、すぐに体調が悪くなり令和6年7月がら休職が続き、現在も傷病手当金を受給しています。主治医の勧めもあり、訪問看護に週2回来て頂いています。うつ状態になると、掃除、洗濯、入浴、歯磨き、炊事など何も出来なくなります。体が鉛のように重く、頭が回らず、いつも出来ていた事が出来なくなり、1日中ベッドで横になっている日が続きます。娘の世話も、朝は主人にお願いし、学校から帰ってからは実家の両親に夕ご飯、お風呂をお願いして、主人が迎えに行ってくれています。休職してからは、デパケンやリーマスを服用しています。躁状態になると、周りが心配するぐらい元気になり、突然スポーツクラブへ行ったり、掃除を始めたりします。現状では、復職し就労する事も、一人で生活する事も難しいと感じています。

社労士による見解

 2年ほど前にご自分で申請し不支給となっていました。前回の申請書類を見ると、週に3日家業を手伝っており、年金機構の不支給となった理由についても、このことが書かれていました。申立書についても、書くポイントが分かっていなかった為、病状をきちんと伝えきれていませんでした。
 今回は、休職中で前回よりも症状が悪化していましたので、きちんと申立書を作成すれば、十分障害年金2級が受給出来ると判断しました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。
障害年金の申請は、やろうと思えば一人でも出来ますが、申立書の書き方やポイントなどを知らずに書いてしまうと、不支給となってしまう事があります。
 出来るだけ、専門家の力を借りる事をお勧めします。

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