統合失調症で障害基礎年金２級に決定し、年間７８万円受給出来たケース　４０代男性　豊橋市の事例

ご相談状況

　高校生の時に自分の存在が人を傷つけているという考えになりました

　定期的に通院していましたが、昼夜逆転の生活となり、妄想や幻覚に悩まされるようになり、青い目の人がジッと自分を見ているとか、戦争が自分を中心に始まると真剣に思っていました。イライラすることがあり、家の壁を叩いて穴をあけてしまうこともおりました。また、睡眠障害もあり、常に眠気を感じていました。

　服薬治療を継続していました。常にイライラして怒りやすくはなっていました。正社員を辞めてからは、アルバイトをしましたが、続ける事が出来なくなり、何度も転職を繰り返していました。
　
令和2年1月から障害者枠でトラックの助手を9カ月間勤務しました。イライラして母親と衝突してしまう事が度々あり、一人暮らしを始める事にしました。薬は処方されていましたが、服薬管理が出来ておらず、20年以上きちんと飲めていませんでした。
　一人暮らしでは、部屋の掃除が全く出来ず、ゴミが散らかっている状態でした。入浴についても2,3日入らないのが普通になっていました。隣の住人を怪しく感じ怖くなり、週末は実家に帰るようになりました。令和2年9月と令和3年6月に、黒い車に後を付けられていると感じ、助けてくれと警察署へ飛び込んだことがあります。母親が髭剃りを隠したと思い込み、母親の部屋の引き出しなどをすべて開け、警察に電話を掛け、自宅に警察官が来ることもありました。自宅で足を踏みしめる音が聞こえると言ったり、絵画展に行った際には、絵画が光って見えたと言っていました。
　