うつ病で障害基礎年金2級に遡及決定し、初回入金額416万円受給出来たケース 20代女性 豊橋市の事例

ご相談状況

 中学生の時に、精神的に不安定になり学校へは行けたり行けなかったりでした。平成20年1月頃からは不登校となり、一日中寝た状態が続きました。高校へ入学するも、3ヵ月で不登校となり退学してしまいました。その後は、通信制の高校に入学し、週に1、2回、1限か2限通学し、卒業しました。家に居る時は、ずっと横になって過ごしていました。
 
 専門学校に入学しましたが、学校の同級生に馴染めず、6月に退学しました。再び、一日中寝た状態が続きました。また、将来に対する不安から、気持ちの落ち込みが酷くなっていました。平成25年4月にAO入学で大学に入学しましたが、同様に同級生に馴染めず、同年5月にネットでロープを購入し、首吊り自殺を図りました。この時は母親に見つかり助けられました。湯船や洗面器に顔をつけて自殺しようと試みたこともありました。この頃は、自殺願望が強くあり、医師からは娘の行動に目を離さないようにと厳重に指示され、処方薬も増えていました。大学へは、朝起きる事が出来ず、公共交通機関がほとんど利用出来なかったため、母親に送迎してもらい通学している毎日でした。

 大学は先生の協力や配慮により何とか卒業出来ました。卒業後は、一般就労は難しいという事で、障害者雇用で就職しました。半年ほど就労しましたが、作業内容が合わなかったことと上司や同僚との関係が上手くいかずに、退職となりました。その後は、就労支援施設A型に通所しましたが、こちらも対人関係が上手くいかずに約1年で退職しました。なかなか自分の思うような生活が送れず、また将来に対する不安もあり塞ぎ込むことが多くなりました。

 現在は、週に4日就労支援施設B型に通所しています。自分では通えないため、両親が送迎をしています。感覚過敏があり、就労については2時間が限界で、就労先では特別に配慮してもらっています。他人の小声の会話が聞こえてしまい、やっている事に集中出来ない事があります。気持ちの落ち込みや精神的に不安定になることは相変わらずで、起き上がる事が出来ずに、休んでしまう事もよくあります。クリニックへは、親が付き添って行っています。服薬については自分で管理して飲むことが出来ない為、母親が管理して飲ませるようにしています。身の回りの事を自分でする事が出来ない為、両親がサポートしている状態が続いています。一人で生活していくことは、現状では考えられません。

社労士による見解

 広汎性発達障害がもともとあり、二次障害でうつ病を発症している状態でした。日常生活については、両親に支えられて何とか生活出来ている状態で、就労についても大学卒業以来、一般就労は出来ておらず、現在就労支援施設B型作業所に通所する事が精一杯の状態であり、障害年金2級の可能性は大きいと判断しました。

結果

 障害基礎年金2級に決定しました。

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