双極性感情障害で障害厚生年金3級に決定し、年間59万円受給出来たケース　２０代男性　豊川市の事例

ご相談状況

ホームページをご覧になり、お母様からお問い合わせ頂きました。

５年ほど前に、適応障害と片頭痛と診断されました。仕事のプレッシャーがあり、自分を責めることが多くなりました。全身の痺れ、呼吸苦、恐怖があり、薬物療法を開始しました。気分の落ち込みや体調不良などで、出勤出来ない日が多くなり、令和1年7月から休職し、11月に退職することになりました。仕事のプレッシャーなどが無くなれば、気分の落ち込みなどが回復出来ると期待しましたが、、一層気分の落ち込みや不安、不眠が悪化してしまいました。令和3年1月に処方されていた薬を全部服用してしまい救急搬送されてしまいました。その後は、薬物療法が中止になり、カウンセリングのみの診療となりました。しばらく通院しましたが、カウンセリングのみの治療に疑念を感じるようになり、受診しなくなりました。

状態が落ち着いている時は仕事への意欲が見られ、単発のアルバイトをしていましたが、些細な出来事がきっかけで、気分が落ち込み意欲の減退が出現し、安定した職に就くことは出来ませんでした。令和4年12月頃から気分の浮き沈みや感情のコントロールが困難になり、不眠も悪化してきたため病院を探すことにしました。

意欲の低下や気分の落ち込みがあり、うつ病と診断されて服薬治療を開始しました。その後、気分が高ぶって話し続けたり、活動的に眠らず動き回ったり、元気になったと思われる状態もある一方で、一日中憂うつで食欲も低下し、着替えや洗面もおっくうで身体を動かすことが出来ないといった症状が見られます。入浴は体調の良い時にサッとシャワーを浴びるが、湯船に浸かると気を失ってしまうことが多々あったので、見守りが必要な状態でした。眠れなくなったり、逆に眠りすぎたりで安定した生活を送れない。趣味のバイクやキャンプも行けなくなり、友達と遊びに出掛ける事も無くなりました。就労も出来ない状態が続いており、社会との繋がりが薄れてしまっています。日常生活全般を、家族に支えてもらい何とか生活しています。現在1ヵ月に3､4回通院し治療を継続しています。