統合失調症で障害基礎年金2級に決定し、年間81万円受給出来たケース 30代女性 豊橋市の事例

ご相談状況

 ホームページでお問い合わせ頂き、ご主人様が相談に見えられました。

 自分は人に迷惑ばかりかけていて駄目な人間だから死んだほうがいいと思うようになりました。日常的にヒステリックを起こすようになり、失踪や自殺未遂をするようになりました。親族から、病気だと言われ母親に連れられて病院を受診しました。適応障害と診断され、1週間分の薬を処方されました。受診は1回のみでした。実家から病院までが遠く、子供を連れて自力で行く事が困難だと判断し断念しました。親族や前夫から暴行を受け、警察に相談しそのまま子供と一緒にシェルターに一時保護され、母子生活支援施設に入所していました。親族や前夫からの集団暴行がトラウマとなり、不眠症になりました。人前で話すことに強い不安や恐怖を感じるようになりました。施設の職員に連れられて病院の精神科を受診しました。適応障害と診断され、1週間分の薬を処方されました。受診は1回のみでした。睡眠導入剤と精神安定剤を処方されました。母子生活支援施設で同居している人と揉めて自殺未遂を起こしました。症状が少し良くなったこともあり、施設も出ることにしました。

 子供を保育園に入れて、パートで働くようになりました。当時の交際相手が失踪し、相手の両親と警察が事情を尋ねに来た事がきっかけで、不眠になりました。パート先の工場で集中力がなくなり、仕事が手につかなくなりました。統合失調症と診断され、睡眠導入剤と精神安定剤を処方され、通院をしていました。この頃は、家の外がきれいで、家の中は汚いという認識だったので、外出前に入浴することで外での汚れは気にしなかったです。病院の受付と揉めてしまい、通院をやめてしまいました。食事については汚い部屋としている部屋で出来ていました。トイレは使えず、お風呂でしていました。きれいな部屋と汚い部屋とを区別していて、食事は汚い部屋で行い、汚い部屋に入った後は、お風呂に入らないときれいな部屋に入ることが出来ず、着替えはきれいな部屋で行い、外出していました。この頃は、パートで1日5時間程度、ハンダ付けの仕事をしていました。被害妄想が強くなり、靴の位置やパンや弁当の位置が変わっている等、誰かが触ったと言い始めました。仕事が遅いから悪口を言われている。横を通る時に見られて、ため息をつかれると毎日家で言っていました。この頃は、会社のトイレが汚くて使えないため、昼休みに自宅に戻り自宅のトイレを使用していました。次第に不潔に対する妄想が強くなり、生活に支障が出てきたため、受診することになりました。

 夫に付き添われて、病院を受診しました。子供が布団の中でお菓子をこぼしてしまい、その事に対して激高し家を出てしまい、子供も行方不明になり、警察の保護され、11月から子供は施設に入所することになりました。現在は、事務兼掃除のパートをしており、清掃で汚れて、自分が汚いと思っている為、家に入ると綺麗な家が汚れると思い、ドアは夫が開け、サンダルを用意しないと家に入れません。掃除の時間が2時間ほどかかり、途中でトイレに行けない為おむつを着用しています。帰宅後はトイレに行くと風呂に入らないといけないため、風呂で食事をし、風呂で寝て、朝に寝室に戻ってくる事もあります。ハンドソープは3日に1本、ボディーソープは1回に1本使ってしまいます。汚いと思っている壁についた時には、死にたいと夫の会社に電話をしてしまいます。受診時には、椅子に座る事が出来ない為、立ったままで診察を受けています。

社労士による見解

 本人は面談に来ることが出来ない為、ご主人様がお見えになりましたが、統合失調症の症状はかなり酷く、日常生活でも多くの事が出来ない状態で、ご主人様も疲弊している状態であり、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。

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