広汎性発達障害で障害基礎年金2級に決定し、年間83万円受給出来たケース 50代男性 田原市の事例


ご相談内容

 社会福祉協議会の方からお問い合わせがあり、面談させて頂きました。

 令和3年10月、警察に家族の相談をしていた際に、気持ちが感情的になり、警察官に怒ってしまいました。そのまま病院に救急搬送され、急性一過性精神病障害の診断で緊急措置入院となりました。診察で措置不要となり退院となりました。

 通院することは止めて、約2年間は働いていました。退職後は、失業保険を受給しながら生活をしていました。失業保険の給付が終わり、お金が無いことへの不安から、不穏状態を呈し交番や警察署に行き暴れる事が4回程ありました。何か聞きたい事があり駐在所へ行くも、職員不在であったため書き置きにあった警察署に連絡。出向いた警察署員に対し意味不明な言動を繰り返し、警察官に掴みかかろうとしたため警察署に保護されました。保護中も暴れ出したため、23条通報にて保健所が介入となり、精神病院へ緊急措置入院となりました。

 救急措置入院となり隔離指示入院。翌日に措置診察が行われ要措置の判定になり、措置入院継続となりました。退院後は2週間に1回通院し、服薬治療を受けています。訪問看護を2週間に1回利用し、社会福祉協議会の支援も受けて何とか生活しています。他人とコミュニケーションをとる事が難しく、会話も意思疎通に時間が掛かり難しいです。食事は自分で作る事が出来ない為、不規則になり、掃除、洗濯なども出来ません。何日も同じ服を着ており、ゴミ出しなども出来ない為、部屋などはゴミ屋敷のように散らかっています。就労したいという思いはあり、挑戦しますが、すぐに退職することになってしまい、まともに働ける状態ではありません。

社労士による見解

 受け答えが上手く出来ず、意思疎通が難しいと感じました。本当に理解して返事をしているのか、分からない感じでした。一人で生活していましたが、掃除などは全くできず、ごみ屋敷状態となっていました。
 就労意欲はありますが、続けることが出来ず、すぐに辞めてしまいます。
 社会福祉協議会の方のサポートは必要不可欠な状態であり、障害年金受給の可能性はあると判断しました。

結果

 障害基礎年金2級に決定しました。
 当初、申請しようとした時に就労していたため、少し様子を見ることにし、退職をしたタイミングで診断書と取り直し申請しました。

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