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左被殻出血で障害厚生年金３級に決定し、年間５８万円受給出来たケース　５０代女性　豊橋市の事例

ご相談状況

　職場で倒れているところを発見されて、救急搬送されました。頭部ＣＴにより、左被殻出血と判明しました。右半身が麻痺しており、歩くことは出来なかった為、車椅子を使用していました。食事も右手が使えない為、左手でスプーンを使って食べていました。入浴は一人では出来ない為、介助を受けていました。

　リハビリ病院では、車椅子を利用していましたが、リハビリの結果、不安定ではありましたが、踵の部分がしっかりしている靴なら、装具なしで歩行が出来るまでに回復しました。しかし、階段などは、手摺りがないと難しいです。右手についても、リハビリの成果で動かせるようにはなりましたが、重い物を持ったり、細かな作業となると出来ません。

　右手はあまり力が入らない為、フライパンなどで料理することは出来ません。また、身の回りの細かな作業も上手く出来ません。歩くことについては、踵がしっかりしている靴を履けば歩けますが、ふらついて転びそうになることもあります。階段については、手摺りを持って一段ずつゆっくりとでないと出来ません。
　

社労士による見解

　障害認定基準に照らすと、右半身麻痺ではあるが、日常生活における動作については２級相当には該当しないと思われました。しかし、今までの仕事を行うことは困難な状態で、現在就労移行支援事業所に通所していることを考えると、障害厚生年金３級には該当すると判断しました。

結果

　障害厚生年金３級に決定しました。

 

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