広汎性発達障害で障害基礎年金２級に遡及決定し、初回入金額２７２万円受給出来たケース　２０代男性　豊橋市の事例

ご相談状況

以前申請をお手伝いした方から紹介されて、お母さんが息子さんの障害年金の相談に見えられました。中学１年生の頃から学校を休むようになり、徐々に不登校となっていきました。その後受診し、アスペルガー症候群と診断されました。頭痛、吐き気、嘔吐があり、気力もなくなりました。特に怒る事が多くなり、家の壁を叩いてたくさん穴をあけていました。服薬については、自分で管理出来ないため、薬カレンダーを使って管理していました。高校へは母親が毎朝送っていき、帰りは駅まで迎えに来てもらっていました。高校へ進学するも、通えなくなってしまい引き籠り状態となっています。現在は、就労支援施設Ｂ型へ週に２日、１日２時間母親に送ってもらい通っていますが、それ自体難しくなっています。日常生活の多くを母親がサポートしています。

社労士による見解

社会的なコミュニケーションが上手く出来ず、こだわりが強く、機転が利かないなど、発達障害の特性が強く感じられました。現在の就労状況や日常生活の母親からのサポート状況を考えると、障害年金の受給の可能性は十分にあると判断出来ました。症状は改善することなく続いていましたので、障害認定日まで遡って申請することにしました。