躁うつ病で障害基礎年金2級に決定し、年間78万円受給出来たケース 20代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

 ポスティングのチラシをご覧になり弊社を知り、お問い合わせ頂きました。
 
 平成26年の夏頃から、大学の講義内容が理解できず、課題のレポートが上手く書けないなど、勉強について行けなくなり、劣等感を感じ、やる気がなくなり、大学へ行けなくなりました。平成27年4月に大学を続ける事が困難になり、3年からは別の大学へ編入しました。環境が変わった事で気分が上がり、3年次は通院と服薬のおかげで大学に通う事は出来ました。通院は一人では行けず、家族の付き添いが必要でした。服薬も、家族から言われないと忘れてしまい飲めませんでした。4年次になると、卒業論文や就職活動などで一気に忙しくなり、プレッシャーを感じるようになりました。卒業論文は思うように進まず、就職活動も焦りはするが、やる気は出ませんでした。ストレスから過食となり、体重が発病前から10kg以上増加しました。服薬を続けるもさらに症状は悪化し、一日中倦怠感と無気力、何をするのも億劫になり、不安感が増していきました。車の運転も不安で出来ず、通院は家族の付き添いが必要でした。臥床時間が長く、テレビの音も雑音に感じ、自分が好きな事への興味や関心も無くなっていました。買い物や食事、掃除などの日常生活や服薬管理については、家族がサポートしてくれていました。平成28年の夏休み明けからは、症状がさらに悪化し、完全に大学に通えなくなりました。不眠が酷くなり、夜中に何度も起き、家の中を歩き回っていました。ネガティブな発言を繰り返し、身の回りの事は一切出来ませんでした。

 卒業後は医師から休養を勧められていましたが、焦りから就職活動を行い福祉施設に就職が決まりました。入社して1ヶ月でストレスにより体調が悪化し、仕事が上手く出来なくなりました。平成29年9月から11月まで休職となりました。その後、週3日で1日2時間からの負担の軽い仕事に変更となりました。勤務時間を少しずつ増やして行きましたが、令和元年7月で退職となりました。その後は、引き籠りの生活となっています。食事、掃除、買い物など日常生活のほとんどを家族に任せています。

社労士による見解

 精神保健福祉手帳は3級を所持していましたが、話を聞く限りでは障害年金受給の可能性はギリギリの状態でした。まずは、診断書を取得してからもう一度申請について検討することにしました。
 認定日と現症日の診断書を取得してもらい病状等を確認しましたが、やはり2級になるかならないか微妙は記載内容となっていました。認定医によっては支給、不支給となる可能性はあるが、挑戦してみたいという事で申請することにしました。

結果

 障害基礎年金2級に決定しました。

 申請時は、受給は難しいし、受給出来ても事後重症だけだと思っていましたが、認定日から認めて貰い本人も大変喜んで頂きました。
 病名が躁うつ病だったので受給出来たと思います。
 うつ病だったら多分不支給となったと思います。
 

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