自閉症スペクトラム障害で障害基礎年金２級に決定し、年間７８万円受給出来たケース　２０代男性　豊橋市の事例

ご相談状況

　ポスティングのチラシをご覧になり弊社を知り、相談員や友人から勧められて、お母様からお問い合わせ頂きました。
　１７歳の時に、コミュニケーションや社会的対応のズレが目立ち、受診したところアスペルガー症候群と診断されました。その後、継続した通院はありませんでしたが、平成２６年頃からイライラ、憂鬱感があり、暴力を振るうようになりました。自分が病気になった原因を思い出し、突然暴力を振るったり、暴走運転をしたり、また、兄弟で刃物を持ち喧嘩する事態になり、すぐに医療保護入院をさせました。退院後もイライラによる暴力や危険運転、家具に刃物で切り付けるなどは続きました。また、車のフロントガラスを内側から蹴って２回壊すこともありました。障害者枠で就職しましたが、すぐに精神的に不安定になり１ヶ月で退職しました。
　平成３１年１月頃から就労支援Ｂ型作業所に通い、農作業をしましたが、職場の人とのコミュニケーションが上手く出来なかったり、気持ちの落ち込みや職場の決まり事について行けず、２ヵ月で出社困難となり辞めることになりました。令和１年１０月からは、酪農のアルバイトを週３日、１日３時間程度しましたが、約半年で行けなくなり休職となりました。現状では、コミュニケーションが上手く出来ずに就労が続けられないため、一般就労することは難しいと感じています。