水頭症で障害基礎年金2級に決定し、年間78万円受給出来たケース 40代男性 豊橋市の事例

ご相談状況

 ポスティングのチラシを見てご両親から連絡を頂きました。中学生の時にクラスの男子に思いっきり机を蹴られ、机と椅子ごと後ろに倒れ後頭部を強打し意識不明となりました。救急搬送され、CT検査の結果、水頭症が発見されました。すぐにシャント手術を受け、後遺症も無く中学、高校を卒業し就職しました。年に1回は通院を継続していましたが、平成15年からは通院もしなくてよくなりました。しかし、平成28年頃から介護の仕事中をしていましたが、大きなふらつきがあり、入居者を抱えたまま後ろに倒れてしまい、入居者の方を骨折させてしまいました。これを機に会社を退職しました。
 病院で検査したところ、以前手術したシャントが壊れており、まったく機能していないと判明しました。以前入れていたシャントを抜去し、再度シャント手術を受けました。しかし、家の中で倒れる事があり、最近では階段で手摺を使って上っていましたが、ふらついて階段から落ち骨盤骨折となりました。現状では、就労が出来ない状態です。また、普段の生活でも記憶力が低下しており、少し前の事や約束事を覚えていられないという状態です。

社労士による見解

 本人とお会いする事とが出来ず、ご両親様からの聞き取りで判断すると、ふらつきが酷く就労する事は出来ない。家の中でも転倒することがあるという事から、障害年金の可能性はあると判断しました。
 高次脳機能障害では通院していないため、今回は申請は出来ず、今後申請を検討することにしました。

結果

 初診時のカルテも残っており、無事に初診証明書が取れました。
 診断書については、日常生活における動作の障害の程度できちんと現状に合った記載内容となっており、訂正依頼などもありませんでした。
 障害基礎年金2級に決定しました。
 ご両親様は半分諦めていましたが、年金証書が届き大変喜んでいました。

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