統合失調症で障害基礎年金２級に決定し、年間８１万円受給出来たケース　３０代女性　豊橋市の事例

ご相談状況

　ホームページをご覧になり、相談に見えられました。

　夫の入院やパート先での過労により精神的に不安定となり、不眠に悩まされるようになりました。また、幻聴、幻覚により誰かに監視されているという妄想が出現し始めました。その後、誰かとテレパシーで話せると思うようになりました。パートは続けられなくなり、家に引きこもり一人で大声で頭の中の人と話すようになりました。入浴、食事、着替えなど日常生活もままならなくなり、夫には攻撃的な言葉を発して、非常に怒りっぽい性格になりました。症状が悪化し、夫と父が警察と保健所の人を呼び、協力して車に乗せて病院へ連れて行かされました。診察の結果、即入院が必要と言われ、1ヵ月程入院することになりました。

　退院後は自宅に戻りましたが、不安が強く、やる気が出ないため、普段は部屋で寝れ過ごしていました。退院して3ヵ月間は2週間に1回の通院でしたが、現在は月に1回の通院となっています。幻覚はまだ時々出ることがあります。買い物は一人では行けないため、家族と一緒でないと出掛けられません。炊事、洗濯も出来ないため、夫にしてもらっています。入浴は週に1,2回程度しか入れません。以前仲良くしていた友人とは、病気が原因で疎遠となり、家族以外との交流はほとんどありません。就労も医師から止められている状態です。