転移性頭蓋骨腫瘍で障害厚生年金３級に決定し、年間５８万円受給出来たケース　５０代女性　豊川市の事例

ご相談状況

　ポスティングチラシをご覧になり、お問い合わせ頂きました。
　１０年ほど前に乳がん検診で右乳房に異常が見つかりました。すぐに手術を受けましたが、リンパ節への転移が確認されました。その後、放射線治療やホルモン療法を受けていました。５年前ぐらいから呂律が回らなくなり、検査の結果乳癌の再発で、骨に転移している事が判明しました。肺、肝臓にも転移が進みました。段々と倦怠感が強くなり、家事がはかどらなくなりました。
　現在は、脳転移の懸念があるため、3ヵ月に1度検査を受けています。仕事は勤務時間を短縮して貰ったり、軽作業などに替えて貰っています。常に倦怠感があるため、家事などもまともに出来ず、家族に手伝ってもらっています。すぐに疲れてしまう為、家では横になって過ごしている事が多いです。

社労士による見解

　癌で障害年金を受給するのは、正直非常に難しいと感じています。今回もステージ４でしたが、受給の可能性は低いだろうと感じていました。しかし、ご本人様がどうしても申請をしたいという事で、進める事にしました。癌は特に診断書の記載が非常に重要になってきます。診断書を作成してもらい記載内容をチェックしましたが、自覚症状の欄が不十分になっていた為、追記をお願いしました。