うつ病で障害厚生年金２級に決定し、年間１１８万円受給出来たケース　４０代男性　田原市の事例

ご相談状況

　会社内でのストレスにより、不眠や集中力の低下が見られるようになり、気分の落ち込みも感じる様になりました。仕事は休みながらも何とか続けていました。4ヵ月間通院し、服薬治療を継続したおかげで、症状が落ち着いてきました。

　２年間ぐらいは通院はしてませんでしたが、再度会社内でのストレスにより、気持ちの落ち込みや不眠などがあらわれるようになり受診することにしました。
　
　うつ病と診断され、1,2週間に1回程度通院して、薬物治療を受けていました。仕事も続けられなくなり、平成30年9月に退職となりました。食事はインスタント食品ばかり食べたり、コンビニで同じような弁当を買って食べていました。抑うつ状態がひどい時は食事すらまともに摂れなかったです。普段は、家の中で過ごす事が多く、月に1,2回レトルト食品を買いに出かける程度です。入浴は月に数回程度しか入りません。掃除も全く出来なくなり、部屋は散らかっている状態です。人に会う事が苦痛で出来ず、携帯電話にも出られないし、掛け直すことも出来ません。服薬については自分で管理はしていますが、半分近く残してしまう時もありました。別棟に住んでいる両親が心配して、時々見に来てくれて掃除など日常生活のサポートをしてくれています。
　

社労士による見解

　面談の際には表情が乏しく、気持ちの落ち込みがある様子でした。仕事にも行く事が出来ず、普段の食生活はインスタント食品のまとめ買いで食べているという事でした。人と会う事が怖いため、他人との交流などは一切なく、普段は出掛ける事は殆どなく、自室に籠って生活している状態でした。障害認定基準からも障害年金2級の可能性はあると判断しました。