躁うつ病で障害基礎年金2級に遡及決定し、初回入金額416万円受給出来たケース 40代女性 豊川市の事例

ご相談状況

 以前に配布したポスティングのチラシを見て、お母様と一緒にご相談に見えられました。 

 平成14年3月頃から、背中の痛み、頭痛、動悸、倦怠感、不眠、不安等を感じていました。平成17年になると、抑うつや気分の変動が見られるようになり、2月には夜中に眠れず動悸が激しくなり、頭の方から足先にかけて徐々に全身が痺れ、呼吸が荒くなり、自分では動けない状態となりました。

 服薬治療では、メイラックスを処方され、寝る前に服用すると徐々に眠れるようになりました。それでも、倦怠感、背中の痛み、喉の違和感、息苦しさ、動悸、めまい、頭痛、首肩のこり、発汗など症状は繰り返していました。お風呂場で軽い過呼吸になることがあり、この頃からお風呂へ入る事が怖くなり、毎日入れなくなりました。それもあり、引きこもりがちになっていきました。人に会ったりすることが嫌になり、大勢の人が集まる所へは行けなくなりました。母親に買い物や食事を作ってもらう事もたびたびありました。外出出来たとしても、なるべく人に会わない時間を選び、帽子を目深にかぶり短時間で済ます事が多かったです。家事が出来ない自分を責める傾向もあり、夫に文句を言われる事が辛かったので、体調が悪くても無理をしていましたが、とうとう思うように家事が出来なくなりました。

 軽い過呼吸もたびたびあり、お風呂も毎日入れませんでした。ほぼ引きこもりの状態でした。貯金が底をつく頃だったので、平成22年7月からパートで働き始めました。家族に迷惑を掛けたくないという思いから、無理をして働いたため体調が悪化し4ヵ月で辞める事になりました。不規則なシフトだった為、睡眠も上手く取れず、食欲不振、下痢、体重減少など、他人から見てもおかしいと思うぐらいの状態でした。今まで出来ていたこそれを受け入れる事が出来ず、苦しくなり自分を責め、こんなことなら生きていても意味がない、消えたいと思い泣き、寝込む日々が続きました。外出は長い間出来ませんでした。

 この先の生活の不安やいろいろと考え出すとおかしくなり、勝手に涙が流れ、もう消えたいと何度も思っていました。無意識にベランダから飛び降りそうになったこともありました。躁状態になると、自分なら出来ると思い込みいろいろと動いていました。引っ越しについても段取りから片付け手続きまでほとんど一人で行いました。その他では、過食、携帯ゲームでの課金が止まらくなったり借金をしてしまったり、自己判断で服薬を止めてしまう、大勢の人がいる所でよく話すなどの行動がありました。

 令和3年4月頃から体調が悪化し、横になっていたいと思う日々が続きました。うつ状態と躁状態が交互に出る感じで、感情の起伏が激しい時が3ヵ月ぐらい続きました。お風呂にも入れなくなり、長い時は2週間は入れない時がありました。地域の役員や市営住宅の役員がまわって来ましたが、上手く人と関われないため父に任せています。月に1回の草取りも行けてません。急に誰かと話したくなり、友人やアプリで知り合った人と何時間も電話で話すことが度々あります。掃除なども一気に全部やることは出来ません。気になっている所があっても、気力が湧かず手を付けられません。ここ数ヵ月はまともに睡眠時間が取れておらず、夜は1~3時間程度寝るぐらいです。

  

社労士による見解

 初診は15年以上前でしたが、病状は良くなったり悪くなったりを繰り返している状態で、一般就労をする事は不可能でした。初診のクリニックが現在のクリニックと同じだったため認定日請求をすることにしました。就労状況等申立書を細かく作成すれば、認定日請求で障害年金2級の受給は可能であると判断しました。

結果

 障害基礎年金2級に遡及決定しました。

受給事例の最新記事

障害年金無料相談受付中 お気軽にご相談ください 0120-891-498

当センターの新着情報・トピックス・最新の受給事例

疾病・症状別の受給事例

  • 精神疾患(うつ病・統合失調症など)についての事例はこちら
  • がんについての事例はこちら
  • 脳疾患・心疾患についての事例はこちら
  • その他(人工透析・人工関節など)についての事例はこちら
障害年金 無料診断キャンペーン
怪我や病気で外出できないあなたへ!無料訪問相談サービス実施中